インドで日本人がいちばん損をしているのが、たぶん移動費なんです。言い値でそのまま払ってしまう。しかも外国人と分かった瞬間に、3倍の値段を言われたりします。
でも、たった一言ヒンディー語が出るだけで、相手の態度は変わります。「この人は分かってるな」と思わせるための10フレーズを、カタカナ付きでまとめました。
- ①
バイヤー、駅まで行く?
भैया, स्टेशन चलोगे?
bhaiyā, sṭeśan caloge?
バイヤー、ステーション チャローゲー?
- バイヤー = お兄さん(運転手・店員への呼びかけの定番)
- チャローゲー = 行く?
- 「バイヤー」から入るだけで提示額が変わる
- ②
いくらですか?
कितने पैसे लोगे?
kitne paise loge?
キトネー パイセー ローゲー?
- キトネー パイセー = いくら
- 語尾「〜オーゲー」= 〜する?(チャローゲー/ローゲー)
- ③
高すぎます
बहुत ज़्यादा है।
bahut zyādā hai.
バホット ズィヤーダー ヘ
- ズィヤーダー = 多すぎる・高すぎる
- 言い値には必ず一回リアクションする(怒らず笑顔で)
- ④
100ルピーにしてよ
सौ रुपये कर लो।
sau rupaye kar lo.
サウ ルパイェー カル ロー
- カル ロー = 〜にしてよ
- 交渉は「相手の言い値の半分」から始めるのが基本
- ⑤
メーターで行ってください
मीटर से चलिए।
mīṭar se caliye.
ミーター セ チャリエー
- ミーター セ チャリエー = メーターで行ってください
- リキシャにはメーターがある。「壊れてる」は多くの場合ウソ
- ⑥
じゃあいいです、他を探します
ठीक है, मैं दूसरा देखती हूँ।
ṭhīk hai, maiṅ dūsrā dekhtī hūṅ.
ティーク ヘ、メン ドゥースラー デークティー フーン
- ティーク ヘ = わかりました・OK(超頻出)
- 交渉で一番強いのは「立ち去れること」
- 女性→デークティー フーン / 男性→デークター フーン
- ⑦
まっすぐ / 左 / 右
सीधा / बाएँ / दाएँ
sīdhā / bāeṅ / dāeṅ
スィーダー / バーエン / ダーエン
- スィーダー = まっすぐ / バーエン = 左 / ダーエン = 右
- インドは細い道に入るとGoogleマップが効かない
- ⑧
ここで停めてください
यहाँ रोक दीजिए।
yahāṅ rok dījiye.
ヤハーン ローク ディージエー
- ディージエー = 〜ください
- ヤハーン = ここ
- ⑨
ちょっと待っててください
थोड़ा रुकिए।
thoṛā rukiye.
ソーラー ルキエー
- ソーラー = 少し
- ルキエー = 待ってください
- 用事の間、店の前で待ってもらうのがインドでは普通
- ⑩
おつりください
छुट्टा दीजिए।
chuṭṭā dījiye.
チュッター ディージエー
- チュッター = 小銭・おつり
- 「チュッター ナヒーン ヘ」= おつりないよ(インドで最も聞くセリフ)
- 対策:常に小額紙幣と小銭を持っておく
交渉で一番強いのは、実は語彙力ではなく「立ち去れること」です。⑥の「ティーク ヘ、メン ドゥースラー デークティー フーン(じゃあ他を探します)」が言えるだけで、値段は驚くほど下がります。
そして最後の「チュッター(おつり)」問題。インドでは本当に毎日起きるので、小額紙幣を切らさないようにしておくと移動がぐっと楽になります。